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平成26年決算審査特別委員会(第1号) 名簿 開催日:2014-09-10
平成26年決算審査特別委員会(第1号) 本文 開催日:2014-09-10

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  1. 白石市議会 2014-09-10
    平成26年決算審査特別委員会(第1号) 本文 開催日:2014-09-10


    取得元: 白石市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      午前10時開会 ◯四竈英夫委員長 おはようございます。  ただいまから平成25年度白石市各会計歳入歳出決算審査特別委員会を開会いたします。  去る8日の本会議において本特別委員会が設置され、私が委員長に、小川委員が副委員長にご推挙いただいたわけであります。光栄に存じますとともに、その職責の重大さを痛感しております。皆様方のご協力をいただき、この重責を果たしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  審査に入る前に申し上げます。  本特別委員会説明のため市当局の出席を求めております。  現在における出席委員は16名でありますので、定足数に達しております。  本特別委員会に付託された議案は、第49号議案及び第50号議案の計2議案であります。  この際、審査日程について念のため申し上げます。去る8日の委員会で、本特別委員会審査日程は、本日とあす11日の2日間と決定しております。  本日午前中は一般会計質疑、午後には現地調査を行いまして11日の質疑につなげたいと思っております。  現地調査については、予算審査特別委員会及び各常任委員会正副委員長と協議をいたしましたところ、調査を効率的に行うため、予算審査特別委員会と合同で行うこととし、お配りしました日程で行いますので、午後0時50分に城下広場に待機しておりますバスにご乗車くださるようお願いいたします。  これより会議に入ります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  第49号議案及び第50号議案 2 ◯四竈英夫委員長 本特別委員会に付託されました第49号議案・平成25年度白石一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について、第50号議案・平成25年度白石水道事業会計利益の処分及び決算認定並び白石下水道事業会計決算の認定についてを一括議題といたします。  これらの議題については、既に提案理由説明並びに監査委員審査に関する意見の開陳を終えておりますので、これより質疑に入りますが、質疑は、議事の整理上、一般会計特別会計公営企業会計の3つに分けて行いますので、ご了承願います。  この際お願いいたします。質疑をされる場合は、整理してページ数とその項目を示し、簡潔に行うようお願いいたします。  これより一般会計質疑に入ります。質疑はありませんか。 3 ◯制野敬一委員 今回の決算を見させていただいて、補正予算を組みながらそれ以上に不用額が発生しているというふうな、ちょうど大変監査の意見の中でいいことを言っているなというふうなことを感じておったわけですけれども、補正を組みながら不用額が多かったという部分について、どのようなことでそのような不用額が発生したのかをお尋ねをいたします。各課にわたっておりますので決算事項別明細書の中のまず44ページ国際交流費の143万2,140円という負担金補助及び交付金不用額のご説明をいただきます。  それから、次のページの45、46ページ白石城関係……。
    4 ◯四竈英夫委員長 制野委員に申し上げます。決算審査特別委員会も一問一答ということで。 5 ◯制野敬一委員 この不用額のことについてだけなんで、その一問一答というより──また同じなんですけれども不用額のことでページを今示しているので続けさせていただきたいと思いますが、いいですか、委員長。 6 ◯四竈英夫委員長 お願いします。 7 ◯制野敬一委員 それでは、45、46ページ白石城関連不用額委託料が84万8,000円の不用額が発生したと、この点についてもご説明をいただきます。  今、総務関係の部分をお答えをいただくと。 8 ◯遠藤篤志総務部長 おはようございます。  国際交流費に係る負担金補助及び交付金不用額にかかわるご質疑でございました。国際交流費に係る補助金につきましては、例えばハーストビル市への中学生派遣事業、そういったものについて予算を計上させていただきました。実際に25年度につきましても中学生を派遣しましたし、それから友好の翼ということで市民団の皆さんがオーストラリアを訪問されたということで見込みで計上しておりましたけれども、特に友好の翼の部分の参加者が最終的には18名ということになりまして、当初見込んでおりました30人という部分から減ってしまったと、そういうことでここに計上しておりますように100万円を超える不用額が発生したということでご理解をいただきたいと思います。 9 ◯大槻洋一企画情報課長 おはようございます。  白石城関係不用額でございますが、委託料でございます。国の緊急雇用創出事業歴史資源を活用したにぎわい創出事業委託費でございますが、年度末から委託先実績見込みの報告を受けた結果、その事業見込み額が733万4,250円が妥当であるということを判断いたしまして変更契約を締結したことから、その差額が不用額となりました。 10 ◯制野敬一委員 その委託料の変更でこれだけの不用額が発生したと。その事前の計画がしっかりされていたのかどうか、その辺、もう一回お尋ねします。 11 ◯大槻洋一企画情報課長 お答えいたします。こちらで雇用している人数が3人でございますけれども、いろいろと白石城で甲冑の着つけをしたり、観光案内をしたり、それから首都圏のほうに行って観光PRをしたりという仕事をしております。そういった中で毎月毎月、幾らか休みとか、そういったことが重なりまして以上のような金額の差額が生じたということでございます。よろしくお願いします。 12 ◯制野敬一委員 それでは、同じく87ページ、88ページです。ここでは89、90ページに記載されておりますけれども4万1,000円の補正予算を計上しながら最終的には負担金補助及び交付金が80万円不用になりましたという計上ですので、この点についてご答弁をお願いします。 13 ◯高橋祐一企業立地推進課長 おはようございます。ただいまのご質疑にお答えさせていただきます。  企業立地推進費負担金補助及び交付金不用額80万円についてのご質疑でございます。この内容につきましては企業立地雇用促進奨励金セコム工業株式会社様に交付予定をしておりました額でございました。セコム工業株式会社事業開始時に雇用いたしました4名分80万円でございましたが、同社においては、25年度中にこの雇用した方々に対して宮城県の宮城県事業復興型雇用創出助成金という制度がございまして、そちらのほうに申請するということになりました。この宮城県の制度を活用する場合には、この助成の対象者には市の助成金を申請することができないためにこの不用額が生じたわけでございます。この宮城県の制度が正式に決定しなかったために年度末に至ったわけでございます。 14 ◯制野敬一委員 今の説明は理解をいたしました。  それでは続きまして、107、108ページ教育振興費の中で14万5,000円の補正をしたんですけれども、最終的には総体で77万7,944円の不用額が発生したと。その内訳の中では、扶助費が特に46万9,295円の不用が発生したと。備品購入はある程度、理解できますけれども、この扶助費についてはどのようなために不用が発生したのかお示しください。 15 ◯川口秀記学校教育課長 お答えいたします。扶助費につきましては、義務教育の小学校、中学校に通う生徒で就学することができない生徒につきましては、要保護、準要保護という援助制度があるわけなんですが、その中から支出させていただいている金額でございます。使途としましては学用品費ですとか、校外活動見学料ですとか、あと交通費関係を支出してございます。その支出した余りということで、どうしても年度当初で確定というわけにはいきませんので、その生徒、その生徒は毎年、入ってきて学校の活動でその費用を使うということでの残となってございます。よろしくお願いします。 16 ◯制野敬一委員 はい、わかりました。それでは、もう一点だけ質疑をさせていただきます。  同種の115、116ページ文化財保護費の項目で76万3,000円の補正額に対して特に負担金補助及び交付金232万2,000円ほどの不用が発生しておりますけれども、この辺の内容をお知らせください。 17 ◯古山幸雄生涯学習課長 おはようございます。  この負担金補助及び交付金の支出による不用額でございますが、文化庁補助事業を受けまして白石歴史文化を活用した地域活性化実行委員会を組織しまして、歴史文化に係る事業を展開していただきました。それで、当初、995万円の計画を10割補助ということで計画させていただきましたが、実行委員会からの実績を見まして762万8,547円の実績ということでの不用額ということでこの金額になりました。なお、10割の補助ということでこれの実行委員会文化庁のほうから補助金をいただきまして、実行委員会のほうから戻し入れということ形で同額を市のほうで歳入とさせていただいておりますことをご説明して、答弁とさせていただきます。 18 ◯制野敬一委員 全ての項目で明確な説明をいただきましたので正直納得はいたしましたけれども、我々のほうでなぜこんなことを言うかというと、不用額決算の時点で不用額が発生したというよりも、やっぱりその部署によっては、どうしても予算が欲しいんだけれども次年度に何とかしてほしいということで苦労されている部署もあると思うので、できるだけこのようなことのないように、途中でそれがわかったと──今の言うのは、決算の直前でこういう不用額が発生したという説明なんで理解はいたしますけれども、そういうときには途中でも減額補正をしながらその金を大いに別な部署で使っていただく、予算化してもらうというような対策をとっていただくように要望いたしまして、私の質疑を終わります。 19 ◯澁谷政義委員 決算意見書の7ページ、8ページについて収入未済額についてお尋ねいたします。11.9%は改善されたという報告がありますけれども、その中でも市税の中の軽自動車税についてお伺いします。約945万円等々の未済額が出ていますけれども、これに限っては努力の次第によっては限りなくゼロに近づく数字ではないかと思いますけれども、その努力というのがどのくらいなされているのか。それで、軽自動車税、もう一遍確認しますけれども、軽自動車、小型特殊、原付、その3つを含めた中でよろしいでしょうか、その点をお願いしたいと思います。 20 ◯阿部俊治税務課長 軽自動車税不納欠損ということでございますけれども、今回112件ということで57万3,000円の不納欠損ということの処理になっております。不納欠損につきましては、財産調査をより詳細にしてそういったことで財産の差し押さえとか、そういったことを踏まえてやっておるものと、執行停止とか、そういったことでどうしても生活の状況で納めることが難しいというものについては執行停止ということにしております。執行停止の中で既に死亡とか、相続人がいない場合については不納欠損を現年度でやっている関係で、滞納整理については各自に財産調査とか催告等をしております。実際、昨年度と比べて減っているというような状況にあります。  軽自動車については、やはり原付バイクについては盗難とか廃車をしても無届けであるとか、あと居どころが不明になった場合ということで不納欠損にしているのと、軽自動車については車検切れとか、相続の手続が不備であったということで不納欠損の処理をさせていただいております。  失礼しました。収入未済年度賦課しますけれども、さっき言ったように、生活の状況とか、そういったことでなかなか納められない方が出てくるということで、残ったものについては収入未済ということになってしまって、次年度以降、滞納整理ということでいろんなさっき言ったような財産調査を行って納めてもらっていただいているという状況ではあります。 21 ◯澁谷政義委員 軽自動車税については、先ほど私が質疑申し上げましたけれども、軽自動車税、小型特殊、原動機つき自転車等が含まれていると思いますけれども、その中で車検制度があるのは軽自動車があるわけですけれども、中にはその車検の年度だけを税金納めて車検を受けるという方法をとっている方も中にはおると聞かれますけれども、ということは、やっぱり私はどういう努力をしているんですかと言ったのは、例えば督促状をやります、それでもまだ未納ですと。ちゃんと足で歩いて一件一件、そういうのを確かめているんですかと。私は質疑の中で努力をどのくらいしているんですかということをお聞きしたかったわけですけれども、もう一度、その辺、努力のほうをお願いしたいと思います。 22 ◯阿部俊治税務課長 今、そういった滞納整理については、督促を出してこちらに来ていただいてそれでもって対応しているということを主に行っております。納めておられないところに訪問してということよりは自主納付が基本ですので、そういった方については催告で呼び出しをして、それで後、納めてもらうというような対応をとっております。 23 ◯澁谷政義委員 督促状を出して来ていただいてというのは、税の公平性からいって、やっぱり払わない人は訪問してしっかり調査すべきだと思いますし、例えば車検制度のない原動機つき自転車小型特殊等は、しっかり調べないともう既に数字だけがひとり歩きして物がないかもしれないんです。そういうことも実際に調査しないと、いつまでもその数字だけがひとり歩きして現物がないといった事態も生じているんじゃないか。例えば小型特殊を例に挙げますと、昔、我々の親の時代に使っていた耕運機なんていうのは、ナンバーをそのままにして耕運機そのものがどこかに行ってしまったとか、全然作業場の陰になってしまってナンバーだけついているとか、返納されていないとか、そういうのが多々あるんじゃないかということで、やっぱりそれは実態を調査しなければいつまでも数字だけが残ってひとり歩きする、そんなような形になるんじゃないかと思います。特にあと、軽自動車税は27年度からは1.5倍に税が上がりますので、また税の数字だけが残っていくという形になると思いますので、その辺の調査というか、やっぱり訪問してしっかりこの際ですからないものはない、あるものはあるということでしっかり調べなければ数字だけがいつまでも残るという形になると思いますけれども、その辺、どうなんでしょうか、ご答弁願います。 24 ◯阿部俊治税務課長 軽自動車については、実際にそういった解体とか、滅失とか用途廃止で所在不明ということで抹消登録をされていないケースがあるので、その都度、調査を実施して処理しているというような形です。その際、課税保留とか課税取り消しを行っていることは行っているんですけれども、その辺は全部を個別にということではなくて、そういう相談があったときにそういった対応で今させていただいている状況であります。 25 ◯澁谷政義委員 今からもまだ努力して、私は、やっぱり一般企業であれば、きちっと1件1件訪問して実態を調査するのは当たり前なんですよね。最終的には取り立てまでやるのが一般企業だと思いますけれども、税を公平に払うということであれば、その辺まで踏まえてやるべきではないかと思いますので、今後の検討に期待したいと思います。  次に、ちょっと私、理解できないのが未済の中で住宅使用料というのがあるんですけれども、この辺のご説明を願いたいと思います。 26 ◯四竈英夫委員長 ページ数をお示しください。 27 ◯澁谷政義委員 同じページです。 28 ◯一条秀義建設部長 住宅使用料未済額ということですが、市営住宅に入居していて住宅使用料が払えないという方がおられて、それがこの金額になったということでございます。 29 ◯澁谷政義委員 いろいろ件数とかで額面が3,400万円でしょう。やっぱり件数何件あるんだとか、そういう払えない人はどういう人なんだとか、だって、全て公平的な目から見れば、払って入っている人がいるのに払ってなくて入っているということ自体が大体その辺、おかしいと思うんですけれども、どのくらいの件数的なものがあるのかとか、件数がなければ数字出てこないわけですからね、その辺、ひとつよろしく。 30 ◯一条秀義建設部長 どうも失礼しました。25年度分については91人ほどいらっしゃいます。うち、現年度分が48人、439万ほどでございます。それから滞納繰越分、現年度分と人数ダブっておりますのでトータルの91人には合いませんけれども78人ということで、およそ2,970万円という数字になっております。中には生活保護の方もいらっしゃいます。生活保護でいいますと、住宅料生活保護費の中に入っておりますけれども、そういった方もなかなか手元にお金が入ると別なほうに行ってしまったりして滞納していらっしゃる方もいらっしゃいます。  対応といたしましては、税務課とほぼ同じになるんですが、督促状催告状、それから電話での催促、それから面談による催促ということで対応しているところですが、なかなか効果が上がっていないということでこのような数字になっているところでございます。 31 ◯澁谷政義委員 市の住宅を借りる場合は保証人もたしかついていると思うんですけれども、その辺までの働きかけはどうなっているんでしょうか。 32 ◯一条秀義建設部長 保証人さんについては、督促状については滞納している、家賃を払えなかった人に出しますけれども、催告状からは保証人さんにも出します。同じような対応で電話あるいは面談によって、保証人になっている方がこれくらい滞納ありますのでお支払いいただきたいということでお話はしているところでございます。 33 ◯澁谷政義委員 額面がちょっと大きいものですから、やっぱり何らかの今後対策──このまま、何%かは後、払うんでしょうけれども、最終的には不納欠損という形になると思うんですけれども、5年ぐらいでなるんですか、あとは不納欠損──何年だったか、いろいろあるよね。それで、やっぱりこれは作戦をしっかりしてできるだけゼロに近づくようなことはしていただけなければ、同じ住宅に住んでいる隣の部屋の人は金払って、隣の人はただで入っているというような形では、余りにも不公平な形になりますので、その辺をしっかりと対策を立てていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 34 ◯一条秀義建設部長 住宅使用料の滞納につきましては、不納欠損というのはできるんですが、議会の承認を得ないと、法律で決まっているものですと事務的にできるんですが、民法上の私債権というんですか、それに該当しますので単純にできないんですね、落とすことは。議会の承認が得られれば落ちるということでこのように毎年、たまっていってしまっているということでございます。  先ほど電話とか面談とか言いましたけれども、その中で分納、1,000円でも2,000円でもいいので分納していただければだんだん減っていきますよというお話をして、分納していただくようなことを強化しているということでございます。あと、この方は少し勤めてお金がありそうなんだけれども納めないという方については、こちらからお話しして自主退去していただくようなお話もして、できるだけ住宅を退去していただくような手も打ってはおります。 35 ◯澁谷政義委員 内容的にはわかりましたけれども、やっぱり数字数字ですので、今後とも努力をお願いしたいと思います。  もう一点なんですけれども、同じページの中の諸収入のところ、学校給食センター関係です。これは俗に言うと____ですか、ちょっとお伺いします。 36 ◯川口秀記学校教育課長 お答えいたします。この諸収入403万3,924円のうち、学校給食センター分に係る未納につきましては167万9,140円になってございます。去年と比較しますと、平成24年度は182万8,726円で14万9,586円の収入未済が減ということにはなっておりますが、学校の給食費につきましては各学校で父兄から納入するようになってございまして、今年度分について未納はなかったんですけれども、昨年度までの未納の合計で167万9,140円というふうな結果になってございます。学校と給食センター、学校教育課もあわせて未納者に対して督促とかやっているという努力はしているところでございまして、今後も未納の方、訪問とかを実施して催告をしていきたいと考えているところです。    〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 37 ◯四竈英夫委員長 山谷清委員。 38 ◯山谷清委員 今の澁谷委員の発言の中に、いわゆる____というふうな言葉がありました。これを訂正をしていただけないものかどうか、その辺を確認をしたいと思います。 39 ◯澁谷政義委員 まことに表現がまずく訂正いたします。給食費未納者ということで訂正いたします。 40 ◯四竈英夫委員長 ただいま澁谷委員から表現がふさわしくなかったということで訂正をしたいという発言がございましたが、その訂正にご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 41 ◯四竈英夫委員長 ご異議なしと認め、訂正をすることにいたします。  そのほか、質疑ございませんか。 42 ◯澁谷政義委員 この給食費のことなんですけれども、例えば地域というか、学校間によって格差があるかないのか、ちょっとお知らせ願いたいと思います。 43 ◯川口秀記学校教育課長 お答えいたします。郡部と市街部とを分けた場合には、どうしても市街地のほうが多いということで、第二小学校ですとか、東中ですとか、福岡中学校で発生しているという状況にございます。 44 ◯澁谷政義委員 福岡についてはちょっとわかるんですけれども、地域ごとによって地区委員が輪番制で回収するところは多分回収率がいいんだと思いますけれども、例えば便宜を図って銀行振り込みとかJA振り込み等をしてやると、途端に収納率が悪いということで、福岡もそうだったんですけれども、便宜を図ったことが逆に今度は収納ができないという形なんです。やっぱり地域で回収しているところなのか、それともやっぱり便宜を図って振り込み式にしているのか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。 45 ◯武田政春教育長 今の質疑ですけれども、基本的にはPTAとかで地区で集めるのと振り込みにしたのと、私は余り変わりないというふうに思っています。もちろん、全てが振り込みにした場合はもっと問題は出るかと思いますけれども、要は基本的に個人の何名か、何世帯かですね、そこの部分でずっと未納が生じているというふうにご理解いただいたほうがいいのかなというふうに思っています。 46 ◯澁谷政義委員 私の経験上、私の子供が中学校にいたときにPTAの役員をやっていた関係で、どうもJA振り込みにして便宜を図ってやったら収納率が悪いということで、市全体でそういう方法をやめるとか、やっぱりPTA間で集めるとか、そういう方法に持ってはいけない、やっぱり自主的に各学校にお任せという形なんでしょうか。 47 ◯武田政春教育長 基本的には各学校にお任せをしているところであります。さっき出た学校の中でも地区で集めているんだけれども、やはり未納であるというのは、どんな形にしても未納が生じる、未納になっていく。地区で集めに行っても払わないという状況であります。ただ、それを解消するために学校のほうで、あるいは給食センターのほうで家庭訪問等をやって、分納等で今までの未納の分も納めてもらうという努力は今も続けているところであります。 48 ◯水落孝子委員 今の給食費なんですが、去年に比べてことしは14万9,000円ほど少なくなったと。そして、今年度はゼロだと。今年度、ゼロになったところから何か教訓的なものというものがあるのかないのか、何で今年度はすばらしくゼロになったのか、そのところについてご説明をお願いします。 49 ◯川口秀記学校教育課長 お答えいたします。ことしが未納がなくなったという結果につきましては、やっぱり学校と給食センターできめ細かい納入の指導を行った結果であるというふうに認識しております。今後もきめ細かい指導を継続していきたいと考えております。 50 ◯沼倉啓介委員 今の生活保護費の関連でちょっとお尋ねしたいんですが、生活保護費というのは、ご存じのように、生活扶助、住宅扶助、医療扶助あるいはその他の扶助から成り立っているんですが、これらの扶助に関する支給というのは合計で受給者に対して支給されるものですか。 51 ◯遠藤康幸福祉事務所長 委員おっしゃるとおり、合計額で支給されております。 52 ◯沼倉啓介委員 そうしますと、それらは給食費における要保護世帯あるいは準要保護世帯に関しても同じですよね。一旦本人にやってそれから学校に納めろというやり方ですか。今の生活費の合計支給という考え方は、これは法律で決まっているんですか、その辺、ちょっと確認させてください。 53 ◯川口秀記学校教育課長 お答えいたします。就学援助費に係ります給食費については、学校のほうで代理受納を行っているという状況です。ですから、未納は発生しないようになっております。 54 ◯沼倉啓介委員 そうですよね。そうすると、例えば消費税が8%になって生活保護基準額が増額改定されますよね、たしか2.9%とここに書いてあるんですが、今のようなやり方でいくと、例えば医療扶助であれば、必ずその月にかかる病院を前もって申請して医療扶助を請求する、あるいは住宅扶助の場合は2万幾らという形の限度をもって支給するという形になっていますよね。それを生活扶助以外は当該機関に対して直接代理受領できるような形のシステムはとれないものでしょうか。これをとれば、さっき住宅──つまり家賃の未納なんていうのは発生しないと思うんですね。というのは、なぜかというと、今、国民年金で生活している方は生活保護世帯よりも低いんです、収入が、ですよね。そうすると、それが生活扶助、住宅扶助、医療扶助等、合計して支給されるとなると相当の金額になると思うんです。これは不公平を増しますよね。だから、本来であれば、生活扶助そのものだけを受給者に対して支給して、住宅あるいは医療扶助等は当該機関に代理受領させるという形で持っていかないと、いつまでたっても未収、不納欠損、その繰り返しで実質的に誰が痛みを負うのかというと、それらは税金ですから国民あるいは市民が痛みを負うという形になると、これは完全に納税の不公平感を助長するだけで本来の意味を持たないんではないかと思うんですが、いかがでしょうか、この辺は副市長からお願いします。 55 ◯佐々木徹副市長 私も建設課のときに、そういう市営住宅の使用料につきましてそういうことができないかということを検討したんですが、法律上、これはできません。ですので、支給日に担当職員が並びましてその方をつかまえて……、つかまえてというんですか、その方にお願いしまして払ってもらうということでございます。その支給額を差し押さえとかできればいいんですけれども、それができないということでございますのでご理解いただければと思います。 56 ◯遠藤康幸福祉事務所長 舌足らずの答弁で申しわけありません。医療扶助に関しましては現物給付となってございます。 57 ◯沼倉啓介委員 今の副市長、できないという法律の裏づけは日本国憲法ですか、それとも何か条例に関する裏づけなんでしょうか。 58 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午前10時50分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時53分開議 59 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいまの質疑事項につきましては、確認をしておりますので……、それでは佐々木副市長、答弁をお願いします。 60 ◯佐々木徹副市長 生活保護費関係につきましては、23年度から制度が多少変わっているようでございますので、今ちょっと確認しまして答弁させていただきたいと思います。 61 ◯沼倉啓介委員 この主要な施策の成果の43ページを見てください。生活保護事業というのがありますね。3款3項1目と2目、その下の扶助別保護費の支出状況というのがありますね。そうすると、扶助の中には生活、住宅、教育、介護、医療、出産、生業、葬祭、施設事務となって扶助がありますよね。 62 ◯四竈英夫委員長 沼倉委員に申し上げます。ただいま福祉事務所長、ちょっと席を外しておりますので。(「いや、今、副市長とやっているんです」の声あり)では、継続してください。 63 ◯沼倉啓介委員 そうしますと、例えば先ほども言ったように、国民年金だと100万円、年間いきませんよね。そうすると、生活保護を受けたほうがこれらの合算額を一括受給すると物すごい金額になる。かえって年金なんていうのを返納して生活保護を受けたほうがいいよという形で殺到したらとんでもないことになるので、あくまでも生活保護のこの扶助は本人の手元に行くのは形として生活扶助だけですよという、そういう基本的なスタンスで窓口のほうでいかないと、例えばそのほかのものも全部合算して本人の手元に行ったらどういう使い方をしているかわかりませんよね。それを自治体が確認しろと言ったら、100%、それは不可能なことだと私は思うんですよ。だから、そこら辺はきっちり生活保護の受給者と自治体の中で話し合いをして、自治体全体としてあくまでもそれは生活扶助だけをお手元にお渡しするんだよというスタイルを法律上、枠はめがあるんであれば、窓口でそういう捉え方ができないものかどうか、これは全体的な施策の根幹なんで、やはり副市長からその辺はお答えいただかないといけないかなと思います。 64 ◯佐々木徹副市長 今、ちょっと調査しておりますので、今の段階の回答にさせていただきたいと思いますけれども、これは全て行政がもらうわけでないんで、民間企業であるとかそれらも含んできますので、果たして代理受領というものができるかどうか、その辺につきまして検討させていただきたいと思います。 65 ◯遠藤康幸福祉事務所長 再度の舌足らずで申しわけありません。代理納付につきましては、市営住宅については既にもうやっておりまして、現被保護者の未納分はございません。未納があるのは、保護前の住宅使用料ということになってございます。 66 ◯水落孝子委員 収入未済のところでもう一つ、私がお聞きしたいのは同じく8ページです。12款児童福祉費負担金、これは保育料だと思うんですが、保育園に預けて保育料を支払う、保育園に預けるということは仕事をしているということになるかと思うので、どうしてこういう未済が出てくるのか、この辺についてご説明お願いしたいと思います。 67 ◯高橋美知子子ども家庭課長 ただいま、どうして労働している者に未済が発生──保育料を納めることができないのかというご質疑でございました。未済内容でございますが、ここ9年間、平成16年度以降につきましては24年度まで完納していただいております。それ以前の理由といいますと、家庭訪問等で把握している範囲では、働いていても余裕がないというお答えをいただくことが過去多かったかとは思っています。実際に現在の段階で生活保護になっているところもございますので、働いていても生活にいっぱいで払えないという理由をいただくことが多かったんですが、最近はとにかく完納いただくように努めておりまして、9年間については完納していただいておりますので、それ以前の未納額になっております。 68 ◯水落孝子委員 そう言われれば去年も聞いたかなとも思うんですが、平成16年以前のものですよね。これは税金だったら不納欠損かそういう処分になっていたんじゃないかと思うんですけど、これははっきり言って不良債権じゃないですか、白石市の財政からいえば。こういうものについては何とかして──もらえない、もうとっくに大人になっているかもしれない、この子供たちの親がもういないかもしれなくなってくるような、これをずっと帳簿に載せていくという、この市のこういう帳簿というものについてもう少し検討いただきたいのと、ということは、25年、26年、今年度も未納は発生していないということでよろしいんでしょうか。 69 ◯高橋美知子子ども家庭課長 ただいま初めの質疑でございますが、これまで過去5年を経過するものについて放置したのかというお話でございますが、これまでは処分を行わなかったのが実際に毎年、お声がけさせていただいて1,000円、2,000円という分納によって完納された方も確かにいらっしゃるということで、一律に不納欠損を行うと、納めている方については時効が発生しないので継続し、納めていない方について時効が発生するということで慎重に行うべきだという考えでおりました。  しかし、前年度、25年度不納欠損処分をさせていただきましたのは、県のほうで保育所の指導監査がございまして、やはり500万円近いお金をそのままにしておくことは適切ではないということでしたので、25年度不納欠損処分をさせていただきました。25年度につきまして現在、未納額がございます。こちらにつきましては、やはり督促等、あと今後、面接等を行う予定で対応をしておるところでございます。 70 ◯水落孝子委員 不納欠損をしろとか、厳しく取り立てろということを言いたいのではないんですけれども、ちょっと確認させていただきたいのは、ここに載った253万2,700円というのは、本人の努力によって少しずつ分納していただいているので時効が消滅していないと理解すべき金額なんでしょうか。 71 ◯高橋美知子子ども家庭課長 ただいまの質疑でございますが、議員おっしゃったとおり、今回は不納欠損を20件について時効消滅により行っておりますので、それ以外、今現在残っております分につきましては5年たっておりませんので、随時今後は時効成立次第、処分してまいりたいと思っております。 72 ◯伊藤勝美委員 ただいまのに関連いたしますけれども、先ほど澁谷議員、あと水落議員ということで収納未済額の件、言っていますけれども、実際に市のほうとしては、何といいますか、ほとんど大体5年で時効が来るということを聞いているんですが、逆に時効中断の措置という取り扱い、どういった形の場合、使うんでしょうか。そこをちょっとご説明願いたいと思います。 73 ◯阿部俊治税務課長 時効中断になるものということですと、差し押さえとあと債務の承認ということで滞納している方に誓約書の提出を求めるとか、あと競売の交付とか、そういったものを執行しておれば時効中断となるので、そういったことでなるのは財産調査をしてその情報をもとにそういった財産がないものについてはその時点でそういったことをやめてしまえば、そこから時効の発生といいますか、そういったことになりますので、財産がある方についてはそういった対応をして時効が中断するように対応しております。 74 ◯沼倉啓介委員 私、本来の質疑をさせていただきたいと思います。  監査委員の意見書の中の第10款地方交付税ありますよね。一問一答なので、この中で25、24、23と震災復興特別交付税約19億入っています。今現在というか、年度末現在で基金残高が96億ぐらいになっているんですが、これらの震災復興特別交付税のこれらの金額が基金積み立ての大きな要因になっているのかどうか、確認をしたいと思います。 75 ◯四竈英夫委員長 監査意見書の内容についてでございますので……  暫時休憩いたします。      午前11時09分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前11時10分開議 76 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 77 ◯遠藤信利財政課長 震災復興関係の基金の残高でございますが、2つ基金ございまして、東日本大震災復興基金のほうが昨年度、運用が──繰り入れ、一般のほうに4億2,000万円ほど繰り入れまして25年度残高が1億134万7,000円となってございます。もう一つ、東日本大震災復興交付金基金、これにつきましては25年度運用が9,600万円ほど運用いたしまして現在高が1億6,287万円ということで、両方合わせまして2億6,000万円ほどに現在なっております。24年度と比較いたしまして24年度末が7億7,000万円ほどあったんですが現在は2億6,000万円ほどでございますので、約5億円ちょっと、昨年度、25年度、運用させていただいております。
    78 ◯沼倉啓介委員 言い方が悪かったかどうか、済みません。要するに3年間で19億ぐらい震災復興特別交付税が入ったと。その他、当局側の努力によって不用額を出した。そういう努力の結集でもって今年度、6億9,000万円、いわゆる96億ぐらいの基金の残高を維持できるまでに至っているということなのですかということを聞いたんです。 79 ◯四竈英夫委員長 暫時休憩いたします。      午前11時13分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前11時16分開議 80 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 81 ◯遠藤信利財政課長 復興交付金につきましては、その事業に充てる分とあるいは原資分に充てる分がございますが、そのほか、とにかく大きいのは行革によって基金のほうがふえたということで理解しております。 82 ◯沼倉啓介委員 乾いた雑巾絞っても7億近い基金積み増しできますか。はっきり言って私は無理だと思うんです。行革でこのぐらいであれば、今始まったばかりで行革ないですから、そうすると、複数年、さかのぼってもこのくらいの基金は積み増しすることができるんじゃないですか。だから、私が申し上げているように、つっけんどんに行革でもってのこれだという形ではなくて、この20億近い金が入りましたと。それで、適正に復旧工事をやって復興につなげたと。でも、頑張って不用額を出したためにこのぐらいの7億近い基金の積み増しができましたよと、一部はね。そういうような答弁の仕方だったら納得いくんです、思いませんか。ところが、行革の結果、このぐらい7億できたというんだったら、何で乾いた雑巾から7億ぐらい出るんですか。その辺はちょっと私は、こういう震災のときは地方自治体は好機だと言われますよね。それは国がどんどんどんどん金をつぎ込んで復旧しなさい、復興しなさいという形になる。だから、こういう形の時にこそ、こうだという形のあれがあるんじゃないですか。行革だけですか、私はそうでないと思いますが、ここにいる方々、そうだと誰も思いませんよ。答弁してください。 83 ◯佐々木徹副市長 これにつきましては、やっぱり財政運営がうまくいったということだと思っております。どういうことかといいますと、実際は一般財源でしなくてないところを特別交付税であるとか基金を活用してその分を浮かせたということで、その分につきまして浮いたところにつきましては基金に積み立てを行ったということで、財政運営がよかったかなということでございます。 84 ◯沼倉啓介委員 副市長がそのようにおっしゃるんですから間違いないと思います。  前のページをお開きください、12ページ年度別市税負担状況比較表というのがあります。これの平成21年度から見ると、確実に1人当たりの市民税の市税負担額が少なくなっていると。これは人口減少のこともあるんでしょうが、今の市税の割合からいくと、自主財源が本市にとってはかなり厳しいものがあると。それでもって先ほどの基金の積み増しによっていざというとき、それに充てるというお考えなんでしょうか、それで健全財政のもとにそういう形で基金を積み立てたということなんですが、これいくと、来年、成果等に関する説明書を見ても、間違いなく今のままでいくと3万6,000切りますね、人口。そうすると、市税収入もさらに減るという形になる。しかし、基準財政需要額はそんなに減らないという状況が今本市にあると。それを鑑みると、やはりここで一つの人口減少の歯どめをかける必要性がないのかと私は強く聞きたい。もう一度、副市長、お願いします。 85 ◯佐々木徹副市長 人口減少の歯どめに関しましてですけれども、今現在、日本国を見ますと、約1億3,000万人の人口がいます。それで、月例報告ということで毎月出ているんですけれども、その中で1年間で人口が減るのが約20万人の国民が減っております。それで、その内容を見ますと、若年層が減っておりまして、そのほか減っているのが15歳から65歳までの生産年齢人口の方が100万人から減ってきておりまして、その分、どこにいくかというと、65歳以上の人口が100万人くらいふえるという人口構造になっております。  そういう状況でございますので、市税につきましてもなかなか難しいところがあるかなと思っているところでございまして、市としましても、人口減は避けられないものと思っておりますけれども、人口減少率を下げることはできるかなと思っているところでございまして、これから若者というんですかね、結婚、出産、子育て部門につきまして今後、検討していきたいと思っているところでございます。 86 ◯沼倉啓介委員 それは期待しております。成果の19ページを見ても21年度から25年度まで400人台、360人台という形で年々年々減少していくんですね。出生率と死亡者を見ても、死亡者のほうが約倍になっているという、転入者から比べると、転出者もやっぱり150くらい転出者のほうが多いという形になっているんです。  ですから、これらのことを見ると、人口減をストップさせるのはなかなか全国的に見ても白石にとっても難しいのかなという感じはあるんですが、やはり白石に住みたくなるような施策を打ってもらって、転出者を転入者と同じぐらいのレベルに持っていっていただくことが私は一番ベターかなと。誘致企業も来ていますし、その辺、大胆な施策でもってその誘致企業にメリットを与えて、住んでよかったみたいな形の施策を打ち出していただかないと、後ろを振り向いたら限界集落になっていたなんていう、そんな形はやめていただければありがたいなと思っております。限界集落というのはないと思うんですが、200%。ただ、今のままでいくと、どんどんどんどん人口減少して転出者がどんどん転出していくという形になると、これはほとんど機能を果たさなくなると私は思うんですよ。ですから、副市長が若返って副市長が就任なさったんですから、その辺を大胆な施策を市長のほうに提言していただくような形でお願いをしたいと思います。これはお願いですので答弁は要りません。  それから、次なんですが、これは監査委員にご指導いただければと思います。43ページの監査意見の「むすび」のところで、効率的な事業執行により生じたものと事業未執行によるものの2つの表現がありますが、これの概念規定をちょっと教えてください。 87 ◯島貫安三監査委員 不用額の中で効率的な事業執行により生じたものというのは、当初予算である程度の積算をすると。それに基づいて予算額が組まれた。その中でより──例えば入札等で差額が生じたというようなものについては効率的な事業執行というものになると思います。もう一方の事業未執行、これは明らかに事業が行われていないというように分類しております。 88 ◯沼倉啓介委員 後者の事業未執行によるものは、これは事業が行われていないもの、これは理解できるんですが、地方自治体が使う言葉遣いは難しいんですが、債務負担行為とか、そういう形のものに該当するんでしょうか、とはまた別なんでしょうか。 89 ◯島貫安三監査委員 これについては債務負担行為とかそういうものではなくて、より事業が効率的に執行されたというような平準的な物事の考えで私は記載しております。 90 ◯沼倉啓介委員 それと、今のはちょっとまだ理解できないんで後で監査委員室に聞きにいきます。  同じく43ページの、これは市の財政運営の根幹ですよね。「入るをはかりて出るを制す」という表現なされました。これは何か事業するときは、補助金を獲得して探してから提案しろと、そういう形のものの白石の独自な一つの考え方かなと思うんですが、そうなると、例えばこれも監査委員に教えていただきたいんですが、補助金ありきの事業となると、国が定めた範囲の中でその事業を執行するという形になると、地方分権下における社会において、独自性のある事業の展開というのはなかなか見出しにくいのではないかと思うのですが、いかがなものでしょうか。 91 ◯島貫安三監査委員 これにつきましては今、沼倉委員のほうから補助金ありきのという表現がありましたが、そういうことではありませんというか、全くないというわけではないですが、総体的な物の見方の中で歳入がどの程度あって、歳出はどの程度になるのかというバランス的な考えでのものを考えております。そういう全体的なバランスということを考えて予算運営に当たっていただきたいと。というのは、やっぱり議会等でもいろいろ要求が、要望というのが結構あるのかと思います。でも、それに見合う金額、歳入というものも考えなければならないというのが行政を運営する中で至極当然なことだと思いますので、そういう部分は議会並びに当局ともにそれは念頭にあるかと思いますので、その部分を記載させていただいたところでございます。 92 ◯沼倉啓介委員 わかりました。私も監査委員をやらせていただいたんですが、今回の監査意見書は非常に見やすく掘り下げやすいという資料で、こんなのもあるんだなという形のものを読ませていただきました。まずご努力に感謝したいと思いますが、ただ、これらの、市長にも質疑かけたんですが、支出するときは大胆に支出していかないと今の世の中、歯どめなんてかからないですよ。四国だか何だかに人口が増加した市がありましたよね、テレビで取り上げられた。あれも単費持ち出しで大胆な施策をしたために本州というか、そこからどんどんどんどん高校生とか住民が入ってきたという一つの形があります。ですから、出すときは大胆に出してそれを取り戻す、後年に取り戻すみたいな、そういう形の施策の展開をぜひ副市長、お願いするように、首長に強くその辺、庁内統一のもとに提案していただければと思います。 93 ◯四竈英夫委員長 この際、午前の質疑をこの程度にとどめ、休憩いたしたいと思います。ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 94 ◯四竈英夫委員長 ご異議なしと認めます。  午後の日程については、先ほど皆様にお知らせをいたしましたとおり現地調査であります。なお、現地調査はお配りした日程表により進めますので、午後0時50分に城下広場に待機しておりますバスに乗車くださるようお願いいたします。  また、理事者各位に申し上げます。現地調査を終えた後の会議には出席を要しませんので、よろしくお願いいたします。  それでは、休憩いたします。      午前11時31分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後 3時28分開議 95 ◯四竈英夫委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  現地調査、大変お疲れさまでした。  この際、本日の質疑をこの辺で打ち切り、この後の質疑は明日11日の委員会において行いたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 96 ◯四竈英夫委員長 ご異議なしと認めます。  本日はこれをもって散会いたします。  なお、あす11日の委員会は午前10時より行いますので、よろしくお願いいたします。  大変ご苦労さまでした。      午後3時28分散会  白石市議会委員会条例第30条の規定によりここに署名する  決算審査特別委員長  四 竈 英 夫 Copyright © Shiroishi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...